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OpenStack Summit 2017 Sydneyで登壇させていただきました

こんにちは、インフラエンジニアの福田です。

前回のエンジニアブログで告知させていただきました通り、オーストラリアのシドニーで開催されたOpenStack Summitに参加しまして、NetApp社のChad氏、ユニアデックス社の山口氏と共に、「Real World OpenStack Deployments with Excite and Uniadex」というプレゼンテーションをさせて頂きました。

[詳細]


今回は、NetApp様からユーザー事例の紹介として登壇のお話を頂いた事がきっかけで実現したのですが、人生初の"英語プレゼン"、しかも"OpenStack Summit"!!ということで、日々「なんとかなるさ」で生きてる私も、最初お話を聞いた時にはさすがにちょっと腰が引けましたが、またとない貴重な機会なので、挑戦させて頂きました。

内容としては、弊社がOpenStack環境で使用しているSolidFireのお話も織り交ぜながら、
  • 「なぜOpenStackを導入したのか?」
  • 「弊社のOpenStack環境におけるストレージについて」
  • 「実際どのようなサービスで使っていて、どのような成果が出てるか?」
  • 「現在の弊社のOpenStackの利用状況と今後取り組みたいと考えてること」
といった点に関してお話をさせていただきました。

持ち時間は15分かつ「利用事例の紹介」というお題でしたので、あまり細かい技術的な事はお話しできませんでしたが、弊社の取り組みに関して、紹介することが出来たかなと思っております。

また、本プレゼン終了後に、ビデオで観たOctaviaプロジェクトの方から、プレゼン内で私が少しだけ言及した「LBaaS v2に足りない機能を自作している」という件に関して、メールで質問があり、2つほど具体的に詳しく説明したところ、1つはQueenで近しい機能が搭載される予定ということ、そしてもう1つに関しては他のユーザーにも有益と思われるので、Roadmapに盛り込む旨の返信を頂きました。

弊社はRedHat社のOSPを利用しているため、RedHat経由でのフィードバックはしてるものの、まだまだコミュニティに対して直接フィードバックする事は足りていないと日々認識していましたが、今回の上記のやり取りで、やはり積極的な提案やフィードバックはオープンソースを利用する上で、非常に大事なことだとあらためて感じた次第です。

なお、プレゼンの様子は、運営側から即日YouTubeにアップされておりましたので、
ご興味がありましたら、ご覧ください。(私のパートは4:13-17:54の部分です)


今回はNetApp様のスポンサーセッションでしたが、将来的には、通常の投票制セッションで選ばれる事も目標に、積極的にOpenStackに取り組んでいきたいと思います。

また、今回のプレゼンに関して、多大なるサポートとアドバイスを頂いたNetApp社のChoi様、Pete様、犬童様、松浦様にこの場を借りて御礼申し上げます。

by ex-engineer | 2017-11-17 18:28